職人マツナガ通信

12月13日

取手のIさん、プロジェクトMの図面を、
時間をおいた休み明け、再度確認をします。
OKです、これでいきます!
さて、お次は、材料選びです。
今回は、スタンダードモデルの、メイン三本カーボンフレームです。
身長162cm、体重67kg。

フレームに対するご要望は。
「気持ち良く走れ、疲れ難く、長距離(100km)走れる。
レースには出ない。
70歳になっても乗っていられる。
ハンドルを切ったとき、つま先が前輪にあたらない」

ということ。
剛性はそれほどいらないですね。
カーボンチューブは。
ダウンチューブは、40Tの通常肉厚。
トップチューブは、40Tと薄肉チューブ。
シートチューブは、80Tの薄肉チューブ。
っと、選んでみたのですが。
ん~、トップとシートで迷うところですね。
パイプ単体のねじれ、曲げデーターでいくと、
40Tの通常肉厚のもののほうが、
80Tの薄肉チューブより、ねじれ、曲げが少し強いんですね。
ただし、高弾性糸のほうが、振動減衰率が高いというデーターもあり。
シートも40Tの通常肉厚のものでいったほうがいいのか。
バックの合金鋼パートは。
シートステーは、14.0Φの0.5mm肉厚のもの。
チェーンステーは、22.20Φの0.7mm肉厚のもの。
バックはこれでOKですね。
メインチューブ、これはもう少し、つくりながら悩みます。