職人マツナガ通信

11月23日

フレーム製作に関する科学及びシステム論。
83年9月4日、赤坂自転車文化センター。
フレームをいかにうまくつくるか?
楽にたくさんつくるには科学の導入が必要。
○科学を理解する(思考過程) 科学思考形式
○科学技術
18世紀産業の中に科学を取り入れた例
イギリス スッタフォード社 ウエッヂウッド
日本における科学の導入
幕末薩摩藩の場合 島津ナリアキラ
哲学 (わからないことを掘り下げる方法論)

というような事がノートに書いてあります。
これからもわかるように、
単純にフレームをつくる技術をつくる講習ではなく、
フレーム製作という仕事の根本から考える講習だったのです。
梶原氏のアプローチのやり方が、
とても共鳴できたので夢中で話を聞いていた記憶があります。