職人マツナガ通信

1月6日

取手のIさん、プロジェクトM、接着です。
カーボンチューブは。
ダウンチューブは、弾性率40Tのノーマル肉厚チューブ。
シートチューブは、弾性率80Tの薄肉チューブ。
トップチューブは、弾性率40Tの薄肉チューブ。
というように、すべて性格の違うチューブを配置しました。
Iさんが、70歳になっても、楽に楽しく乗れるようにと想定しました。
まずはカーボンチューブのカット作業です。
末端は、ラグの中に入るのですが、ちゃんと角度が合うように、
ガイドチューブをつけて、その角度に削ります。
そうして、図面のカット寸法より4mmほど短い長さに各チューブをカットしていきます。
図面のカット寸法は、完全にチューブ間の距離となるので、
少し短くないと、ラグの中に収まりません。
ことあと、さらに、ラグに差し込んで、実際に長さの微調整をしていきます。

本日Iさん、バイクで御来店。
作業途中のフレームを見に来られました。
まるで我が子の成長をみるような、うっとりした笑顔に。
それを見ているボクも、うれしくなってきてしまいます。
本当に笑顔とういうのは、エネルギーの源ですね。