職人マツナガ通信

5月17日

カーボンチューブカット。
カーボンチューブのカットは、
竹を切る作業とにています。
竹もしくじると、繊維を引いてしまい綺麗に輪切りにできません。
ボクは、サンダーを使ってカットしています。
カットしたあとに、形の修正はリューターという丸いヤスリの端子のついた工具で削りとばします。
歯医者さんが歯を削るときに、ウィーンっとうなってまわっている工具とそっくりなやつです。
まずはシートチューブをいれて、
お次はダウンチューブの調整、
できたらトップチューブ、最後にシートステーとなります。
どえれも、切りすぎてしまうと取り返しがつかないので、
図面寸法より少し長めにカットして、
徐々に短くカットしてあわせていきます。
こうやって全てのカーボンチューブの長さがそろえられたら、接着剤塗布となります。