職人マツナガ通信

6月22日

カチカチ音。
カーボンのディープリムにタイヤをセットしたとき、
バルブとリムがあたることによるカチカチ音、結構気になります。
このカチカチ音のマツナガ流解消法をご紹介します。
何を使うかと言いますと、英式バルブに使われている虫ゴムと呼ばれているチューブ状のゴムです。
これをバルブとリムの接触する位置にはめることにより、緩衝材となり音がしなくなります。
えらく簡単なのですが、作業に少し癖があります。
最初にやろうとした時に、絶対にバルブには入らないというくらいチューブの内径は細いです。
まず、バルブに石けん水を塗って、なんとか虫ゴムの先をバルブの先に食い込ませます。

先が食いついたら、ひたすら虫ゴムを下に引っ張ります。
(なんだかちょっとエッチな気分に、やだなオトナは・・・・・・・)
無事バルブにサックできたら、もうひと作業あります。
リムバルブホールにバルブをいれるのですが、
バルブとリムバルブホールの隙間がとても狭いため、
ただサックされている状態では、リムバルブホールを通過してくれません。
サックされている状態で、虫ゴムをバルブにそって引っ張ってのばしてやります。
のびたところで一気に挿入します。
ちょっと面倒ですが、一度やってしまえばタイヤを交換するときまでやる必要はなくなります。
画像は、プロジェクトMのオーダーを頂いている、
三重のKさんのホィールです。
フレームが塗装より仕上がってきて、組み付けにはりました。
こんな感じで、組み付けも、マツナガ流小技を随所にちりばめて組み上げます。
お楽しみに。


昨日より腹痛と微熱でノックダウン状態。
ずっと続いていた水曜ライドはお休みしました。
とてもいい天気なのに残念。
身体が完全にオーバーヒートのようなので、
ひたすら身体をやすめます。
ということで寝まくっていたら、
寝過ぎで腰が痛くなった。
ど~すりゃいいじゃい?!