職人マツナガ通信

9月23日

カタチになりました。
カーボンチューブの長さが調整できたら、接着剤塗布となります。
接着剤を塗布するための下ごしらえをします。
カーボンチューブの接着部を、ペーパーヤスリであらします。
合金鋼ラグパートの接着面を、ピカピカに磨きます。
チューブとラグともに、脱脂剤をつかって完全脱脂します。
この作業は、ゴム手袋をしてやります。
最後に、エアーガンでほこり塵を吹き飛ばして、接着剤を塗り始めます。
今回は、シートチューブに高弾性薄肉チューブを使用するので、
フロントディレラーバンドが来る部分の内側に、
つぶれどめとしてアルミチューブの補強をいれて接着します。
接着を塗り終わったら、
いつもの順番でチューブを差し込んでいきます。
この順番を間違えると、
差し込めなくなるカーボンチューブがでてきてしまいます。
自転車フレームのカタチになりました。