職人マツナガ通信

12月20日

相性。
シマノコンポーネントの、
デュラエース、アルテグラ、105,ティアグラの最新版と、
一つ前の世代の同コンポとの組み合わせは要注意です。
たとえば、旧型STIレバーST-5600(旧型105)と、
新型ブレーキアーチBR-5700との組み合わせはノーグッドだそうです。
この組み合わせでいくと、制動力が125%アップしていまい、
ブレーキング時にロックしやすくなってしまうということです。
逆の組み合わせ、新型レバーST-5700と旧型ブレーキアーチBR-5600の組み合わせは、
B適合ということで、あまりおすすめはしないけれど、まあOKということです。
レバーの支点の一とブレーキアーチのリターンスプリングの強さをあわせて設計しているのでこういう事が起こるのでしょうね。
しかし、新型が登場すると、すぐに旧型がなくなってしまうご時世。
補修で旧型のパーツが欲しいときはどうするか。
さすがわシマノさん、この辺りはちゃんと考えてくれているようで、
同商品はないのですが、必ず使える他のグレード商品があります。
たとえば上記のような組み合わせでいくと、
旧型ブレーキアーチBR-5600はもう廃盤なのですが、
同商品でマーキングだけが違うBR-560Rというのが存在しています。
この他にもやってはいけない組み合わせがあります。
ご注意を。