職人マツナガ通信

アメリカ放浪記 (1)

夏休みスペシャルと言うわけでもないのですが、ボクが23才の時、
アメリカへフレームビルダーの修行へいったときの画像をのせて、その時の話などをしていきたいと思います。

(確か・・・)23才の時、アメリカでフレームつくりしたくて、ありとあらゆる手を使って、
単身アメリカに渡って、バスで東海岸のフィラデルフィアから、西海岸のサンフランシスコまで、
バスを乗り継ぎながら、アメリカのビルダーを訪ね歩きました。
今思うとめちゃくちゃ無茶な事していたと思いますが、その年代の無鉄砲さがなければできなかったこととも思います。
ホントにいい経験でした。

1984.jpg
写真は、ソルトレイクシティーです。
あてにしていた、フレームビルダーにシゴトすることを断られて、今後どうしようかと迷いながら、大陸横断していたときに、
立ち寄った街です。
名前の通り、大塩湖があり、それがみたくて立ち寄りました。
モルモン教発祥の地でもあるのですね。
写真ではわかりにくいですが、花畑の向こうに大塩湖があります。
名前の通りほんとに、湖の畔には、
白く結晶になった塩がありました。
写真に写っている自転車は、ボクが日本ではじめて自分でつくった自転車です。

今思うと、とてもお粗末なものと思いますが、当時は自信満々で、
アメリカのビルダーに自分の腕を見てもらうんだと、意気込んでもっていったものです。
この自転車をもって、グレイハウンドという、アメリカのほとんどの街を結ぶ路線がある、バスを利用して、大陸を横断しました。
もう、十数年前のことですが、この写真見ると、当時の事が、結構鮮明に思い出せます、不思議ですね。

こんな感じで、思いついたものをポチポチ、と続けてみたいと思ってます。