職人マツナガ通信

イタリア就職記 (37)

ハンマーを投げる職人P氏についてかきますね。

彼は若い頃プロレーサーを目指して、町のクラブに入り毎日レースに明け暮れていたそうです。
その後は、働きながらデザインの夜間学校に通い、とにかくデザイナーになりたかったそうです。
レースをやっていた関係から、自転車のデザイン製作に興味を持ち、地元のビルダーに弟子入りして、メジャーブランドとの共同製作などを経て独立したそうです。

かなり苦労したらしく、ボクに対して、ことある事に、働かなければメシは食えないよ、と常々話していました。