職人マツナガ通信

今日は下ごしらえが終わった材料をフレーム治具へセットしていきます。
ようやく自転車をつくっているということがわかってくる段階です。
作業をしながら、あ～、これぞ我が生業なり、と思わずつぶやきそうに。
いろいろな専門職の人たちの話をきくと、
４０歳位をすぎると、
多くの人がその専門よりも管理の仕事がほとんどになってしまうとか。
自分の場合はシュチエーションが全然違いますが、
やはり生業をやれる時間が少なくなってきています。
そういえば修行時代は朝から晩までフレームをつくっていましたっけ。
ただボクの場合は自営だから、やるもやらぬも自分次第なので、
やりたければ、やり方次第でずっと現場の第一線でやっていけるのは幸せなことなの
でしょう。
生涯現役を標榜する自分としては、
いかにものつくりを継続していけるか、腕の問題、採算の問題、
そして他の仕事をいかに合理的に処理するか、
自分なりのシステムをつくるということに毎日が試行錯誤です。

ハチ騒動その後。
ものすごいスズメバチが登場してから、
小さいハチをみては、もしやミツバチの巣があってそれをねらいにきているのでは、
とか、たまに外をとぶでかいハチをみると、
やはり、別なところに出入り口があり、屋根裏に巣をつくっているのか、
とかハチ過敏症になってます。
完全撤退かどうかは、まだはっきりしていません。