職人マツナガ通信

6月27日

イタリア巻き。
輸入フレームの梱包方法は、
それぞれ本国で梱包され出荷されて、
そのままのものが手元に届くことがほとんどなのですが、
それぞれのお国柄がでて結構おもしろいです。
これ見事に透明人間の包帯巻きのように、
一本の梱包帯をきれにまきあげてきています。
止め口をみつけてそこからほどけばスルスルと訳けないのですが、
途中から切ったりすると結構ほどけなかったりします。
ん~、あの大味な感覚の伊の方々がこういう細かい作業をするのがチト不思議。

ならば、このような細かい神経があるのでしたら、
ハンガー裏のワイヤーリード止めネジ穴はただのバカ穴ではなく、
ネジを切ってくれてもいいじゃない。
輸入物のフレームには、ただの穴があいていて木ねじをを使うものが結構あります。
たしかに一度入れてしまえばはずすことは滅多にないけれど、
一度緩んでしまうと再度締めたいときに木ねじでつくったネジ山だとダメになる場合
もあるんですよね。
SBTMでは、付属の木ねじは使わずネジ山をつくって、ネジ止めにして組み上げて
ます。
ニッポンジンは絶対発想しないですよね、ここを木ねじで止めようとは・・・・・。

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