職人マツナガ通信

8月29日

今日珍しいメールをもらいました。
道に迷ったサイクリストがボクのおやじに道を教わり大変助かった、
というお礼のメールでした。
ボクのおやじは神奈川に住んでいるのですが、
70才をこえた今も現役で街の自転車やさんをやっています。
いまだに会うと、景気が悪くてしょうがねな~、などと話しています。
70才をこえて世の中の景気と関係していられるというのは、
これはこれで一つのシアワセだと思うのですが。
昔ながらの街の自転車やさんは、
どこもディスカウントストアーや大型店などにやられてしまい空前の灯火化してし
まっているようで、
うちのおやじのところもご多分に漏れず、
周りの自転車やさんはみんな店じまいしていっているそうです。
そんな中でも、まだ、自分を頼りにしてきてくれるお客さんがいるからと、
引退のいの字もみせず自営しています。
70才を超えても現役でいる、
すげなーな、と思うと同時に自分もそういられたなら、
という目標になります。
たしかに年金も大事とおもいますが、
年とったときにいかに世の中に関われるかというのも大事な気がします。
人にあてにされるとか、社会の役にたてるとか。
あと自分のメシは自分で稼ぐという心意気。
ボクは、これを心がけて健康と勉強を怠らなければ、
老後は明るいと考えているんですがね。