職人マツナガ通信

6月24日

国体レベルの選手からクリート調整の依頼。
久々に秘密兵器登場、クリート位置計測器(とでもいうべきか)
最近のビンディングペダルは、ほとんどがセットしても自由に動くので、
この器具あまり活躍の場がなかったが、
今回のライダーは固定モードクリート使用なので精密に左右対称をおってみた。
ただしこの器具左右の対称度はよくみれますが、
その位置がライダーにとっていいのか、わるいのかまではわからない。
またシューズのどの位置をとって計測するか、
何を真ん中にするかなど不確定要素が多いのもこまる。
今回はオーナーに足踏みテストをしてもらい、がに股度をはかり、
今までの使用位置からほんの少し足が平行になるようにセットしました。
この作業をしてみシューズの裏の目盛りに結構誤差があるのがわかったのと、
(穴位置の誤差かな)
拇指球の位置をいかに正確にとるかというのが大事なこと。
この器具をつかって精確にセットしてもスタートである拇指球の位置がずれていては
なにもならないですよね。
拇指球の位置を精確にシューズ裏にとる方法というのは課題ですね。

2017103018838.jpg