職人マツナガ通信

11月19日

グッド!!
先週末納車いたしました、還暦お祝い号、プロジェクトMのHさんから、
こっそり感想を頂きました。
身体の不調で手術が必要なHさん、そのため楽しみにしていたツールドおきなわをキャンセル。
医師から運動を止められている状況です。
お渡しも手術後ということでしたが、
我慢できず、フライング、とりあえず持って帰って眺めるだけということでお持ち帰りになりました。
が、やはりそうでしょう、そうでしょう、手元にあれば、どうしても、ちょっと乗ってみたくなるものです。
大丈夫です、お医者さんには内緒で、少しなら・・・・・・・。
今回の大きな変更点は、フォークとホィールです。
フォークはもう何万キロも乗っているので、さすがのカーボンもへたっているはずなので交換をおすすめ。
さらに当初ついていたものより剛性アップしたものをつけたので、走りが変わるはずです。
フロントフォークは、バイクの走りを決める重要な要素なんです。
いくらバックフレームを強くしても、フォークがやわど進まないバイクになってしまうんですね。
逆にバックが多少ヤワでも、フロントフォークがしっかりしていれば、結構すすむバイクとなります。
三十年前くらい、カーボンバイクが出始めの頃、選手が契約上つかわなければならないやわくてしかたがなかったバイクのフォークだけを、
クロモリでつくり直してそれをセットしたら、おそろしく走るようになった、っということがありました。
カーボンはクロモリの3倍の疲れ強うさをもっていますが、
さすがに、何万キロも乗るとへたるようです。
カーボンのへたりは、以前ツアーオブジャパンに参戦するような選手に、
プロジェクトMをつくって、当初は抜群にすすむといって乗られていたのですが、
一年位たった頃、どうも進まなくなったとうご相談を受けました。
どうもはなしていくと、相当乗ったフォークを使っているとのこと。
ならばフォークをかえてみようということになり、
かえたところ元の走りにもどったということでした。
とういうことでご感想です。

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「そうっと試走しました。
いつもの乗り心地を判定する近所のガタガタ道、それと川沿いの平坦路。

乗り心地は5点満点の4.5点。大満足。過去のベスト3に入ります。
空気圧がホドホドのせいでしょう。
▲0.5点は、走行音。
今までのタイヤと車輪だと、あたかもクレメン=クリテリウムのような
「カーン」というか「コーン」という響きがあった。
それがないのですねえ。官能的に残念で減点。

川沿いで加速すると、自転車の芯が今までよりもハッキリ出ている。
そして、よく進むという感触。
後ろから押してくれるように、滑らかに加速します。
OKです。
これなら50Tでもよかったかも~(うそ)。

1週間経っても、空気漏れがほとんどないのも、夢のようです。
チューブレスじゃないみたい。」

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