職人マツナガ通信

12月22日

プロジェクトMのNさん、カーボンチューブの長さがそろったら、
お次は接着剤塗布で、フレームのカタチになります。
接着剤塗布前の準備加工をします。
まずはラグチューブのカーボンチューブが差し込まれる内壁をリューターで面をあらします。
これができたら、今度はカーボンチューブの接着面をペーパーヤスリであらします。
この作業接着強度をあるげるための結構重要な作業となります。
それができたら、ラグパート、カーボンチューブをよ~く脱脂します。
もちろん皮膚の脂も厳禁、ゴム手をつけての作業となります。
こうして下ごしらえが終わったら、ようやく接着剤を塗っていきます。
念のため、ラグ側とチューブ側両方に塗ります。
そうして、ラグにカーボンチューブをはめ込んでいきます。
よく、三角形のものをどうやって組み込むんですか? という質問をうけますが。
組み込んでいく手順でなんとかなります。
はみ出た接着剤を取り除き。
ボトルケージの穴を真ん中にあわせて。
各部の治具位置を確認できたら、加熱硬化です。

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