職人マツナガ通信

2月23日

NさんのプロジェクトM接着です。
ラグパートのロー付け(溶接)部分を酸洗いをします。
酸洗いとは、ロー付けできたフラックスの塊や黒皮膜の除去、錆の除去という、
接着部分の洗浄目的で行います。
希硫酸液につけ込みます。
酸洗いができたら、接着面をきれいに表面を磨いて細かい傷をつけます。
これは接着力を上げるためです。
これでラグパートの接着下ごしらえは終わりです。
お次は、カーボンチューブの長さあわせです。
カーボンチューブはラグチューブの中でも、ちゃんと突き合わせがあうように、
ダミーのチューブをかぶせて、その通りにカットします。
ボクは、カットはサンダーで、角度つけのザグリは、リューターでやります。
カーボンチューブをノコできると、竹を切ったときのように、
繊維を引っ張って葉が指定舞うことがあるので、サンダーで一気に切ります。
図面の長さに合わせて、カットできたら、
ラグにはめて治具に乗せて合わせていきます。

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