職人マツナガ通信

1月23日

さて、さて、ホィール組の続き。
ハブの形状が普通ではないのでちょっと工夫していつもの振れとり台にのせることが
できました。
なんとかこうとかセンターをだしてニップルをまわしていきますが、
18インチで36ホールという超込み入った空間にニップル廻しを入れるのは結構厄
介。
この時ばかりはつくづく手が小さくてよかったなと思いました。
よく日本人は他の国の人とくらべて器用だといわれますが、
この手の大きさが結構関与しているんじゃないでしょうかね。
グローブみたいな手ではとても狭い空間の仕事は無理じゃないかと思います。
スポークつくりからいれるとおそらく通常のホィール組の3倍以上の時間がかかった
とおもいますがなんとかできました、ふ~。
こういうはじめての仕事というのは作業が終わりに近づいてくるとコツがわかってき
て次はもっと早くできるぜ、となるのですが、次はそうそうないんですよね。
でも、まあ、こうやって色々考えて作業したことが別の作業の肥やしにはなります。
さて、ホィールはできた、お次はフロントフォークつくりだ。
またまた、考える、考える。

オレンジ2号、未だ届かず、はたして間に合うのか・・・・・、つづく。

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