職人マツナガ通信

10月25日

ショボちゃん田代選手、ツールド北海道思い出ばなしその二。
とにかく軽いギャをまわすという特徴ともう一つメチャクチャ寒さに弱いという思い
出があります。
体重55kgくらいなので確かに寒がりというのはわかりますが、軽いギャと同じく
らい寒さに対しての装備は異常でした。
10月の北海道、雨となればそれはそれないにさむいのですが、
ショボちゃんのいでたち、大きめの黒いゴミ袋に頭、手が出る穴をあけてすっぽりか
ぶりその上にジャージをまといさらにその上にウィンドブレーカーをまとう、足には
コンビニ袋をまきつけてからシューズカバーを履く。
これらは特に田代選手がウェアをもっていなかったのではなく他の選手と同じように
ウェアを身につけている上にやってましたから。
海岸線を200KMはしるステージ、スタートから雨、ゴールして宿にもどって田代選
手を部屋に呼びくのですが、
何度行ってもシャワーを浴び続けていたのがとても印象的です。多分1時間位浴びて
いたんじゃないでしょうかね。
この200KM走るステージの前日、田代選手が結構なーばすになっていたので、どう
したと聞くと、
”ボク今まで練習でも200KM以上走ったことがないんですよ”
そんな初体験の上、雨という状況を乗り切った安堵感というのがとてもおおきかった
んでしょうね。
自転車選手生活2年目の秋、覚えているかな田代選手は。