職人マツナガ通信

3月23日

最近「成人識別たばこ自動販売機」の記事を新聞で読みました。
未成年者の喫煙を防ぐために、事前に私は成人ですという証明のICカードを申し込
みそのカードで購入出来るシステムだそうです。
そこまでして自動販売機でうらなければならないものなのか。
自分は吸わないのでわからないのですが、すきな人にとっては夜中に吸いたくなった
ときに手元になければやはり必要なのでしょうね。
そういうことにお金をかけるなら、未成年向けのたばこというものを開発発売できな
いんでしょうか。
火を扱うこと自体がダメというのでしたらしかたありあませんが、有害といわれる成
分を含まないで本物のたばことそっくりの形状と味やミントの味、フルーツの味がす
るたばこなんてものができたらどうなんでしょう。
やっぱり、ダメといわれる事をすることが快感だから売れないんでしょうかね。
未成年向けたばこ、少しは違反喫煙者へると思うんですが。
もう17年前になるのですが、イタリアで仕事をしていたとき、スクールバスから小
学生高学年くらいと思われる男のが降りてくるなり、ポケットからたばこを取り出し
くわえたばこで下校していました。
それをみて、うっ、イタリアも荒れてるな、とおもって知り合いのイタリア人に話し
てみたら、イタリアでは喫煙に関する法律の規制はないということでした。(現在は
わかりません)
その子供が吸うのは親の責任なので、親がいいといえば他人がどうこういうすじあい
のものではないということでした。
たしかに、そうかな、とおもいました。
受動喫煙や喫煙が主な原因による治療費の社会保険費の圧迫などひろいめでみれば社
会的な問題かもしれませんが、一番大きな問題は本人の健康なのですから。
親がたばこは害がないとおもうならきっちとマナーを守らせて吸わせればいいし、悪
い物と思えば親がなんとかやめさせるしかないと思います。
まあ、それができないから法律でということなのでしょうが。
法律で律するよりその家族の問題とおもんですがね。
しかし、たばこってそんなに身体に悪いものなんでしょうかね?