Ｋ澤さん、最後の仕上げです。
ロー付けや接着剤のはみ出した部分をヤスリで綺麗に磨き上げていきます。
ハンガー端面の平行だし器です。
現行モデルのカンパは、構造上の問題からこの寸法を結構厳しく指定しています。
溶接前にピッタリ寸法をあわせておいても、溶接構造のフレームでは溶接による熱ひ
ずみでどうしても加熱前とは寸法が違ってきてしまう部分です。
アマンダスポーツ時代、日本のトップ選手のフレーム製作をしていたとき、ここの寸
法まで指定してきた選手がいましたっけ。
さて、すべての作業が完了です。
お好みのカラーに仕上げてもらうべく塗装やさんへ突入です。
