職人マツナガ通信

4月21日

待ちに待ったプロジェクトM納車日です、I塚さん。
栃木県から朝一番で駆けつけていただきました。
最終のポジションチェックを行いお渡ししました。
カラーリング、フォルム、ポジション、どれもご満足頂けたご様子で、ホッ。
後は乗っていただき、もう一度感激してもらえると思います。

I塚さん、産婦人科で胎児の状態を超音波検査で画像に映し出す装置をつくっておられるエンジニアということでした。
ボクもはじめて自分のムスメのその画像をみたとき、とてもうれしい思いをした記憶があります。
ご本人も、ご自身のお子さんの時、その画像をみてうれしく思い、自分の仕事ってこんなに人を喜ばせることができるんだ、いい仕事だなと思われたそうです。
そのお話をきいて、なんかともて心地よかったです。

ボクは幸いにして好きなことの近くで仕事ができていますが、やっぱりつらいことも多いです。でもこうやって自分のつくったものや自分が選んで販売したものを喜んで使ってもらえる、感謝の言葉をいただけるというのがあるから継続できていると感じます。
おそらくただ単に好きといことでは継続はできていないでしょうね、仕事ってそんなにあまいものじゃないですよね。
こう考えると。 
好きな仕事→がんばれる→人に喜んでもらえる→継続できる
人に喜んでもらえる→がんばれる→好きな仕事になる→継続できる
という二通りの図式がなりたち、もちろん最初から自分の好きな仕事につければいいですが、好きなことないんだよね、というような場合でも楽しく仕事ができる方法があるような気がします。
ボク自身、贅沢な悩みとおもわれるかもしれませんが、つらいことが続くと、”おまえ本当にこの仕事好きなのと”、自問自答する時があります。
でも、好きなんでしょうね、人は本当につらいことは継続することはできないと思いますから。