職人マツナガ通信

5月28日

昨日の文章で、お次はロー付け作業とかいてしまいましたが誤りです、すみませn。
お次は接着作業です。
出来上がったラグパートとカーボンチューブを用意します。
まずは接着面の洗浄下ごしらえです。
接着面はその仕上げ度合いで接着強度が左右されます。
しっかりと丁寧に一カ所一カ所準備していいきます。
カーボンチューブは図面の長さにカットして、後は実際に治具にのせてあわせながら
微調整していきます。
S夫人の体型や使い方らかやはり強くなりすぎないようにカーボンチューブを選定し
ました。
カーボンチューブは計算上はいくらでも薄く設計できるのですが、そこは実用上問題
ない程度に抑えないと自転車として使えなくなってしまうので限度があります。
シートチューブに薄肉チューブを使うときはフロント変速機のバンドが来るところに
は内側に補強のチューブを入れたりします。
ラグ、チューブともに準備ができたら接着剤を塗布して加熱硬化でカタチになりま
す。
さて、S夫人こんな感じでやきあがりました。

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