職人マツナガ通信

6月26日

フレーム製作続きます。
お次は、やはりめおとサイクリストの地元茨城のI田ご婦人。
ご主人はLOOKのカーボンをのっていらして、奥様は只今アルミバイク。
なんとか奥様にももっと楽をさせてあげたいという熱い思いからオーダーをいただき
ました。
当初は前三角カーボンバッククロモリという構成でしたが、途中で設計変更、シート
ステーもカーボン化になりました。
ながらく欠品しておりましたバックカーボン材ですが、ようやくイタリアから届き製
作開始と相成りました。
身長153.5cmのI田ご婦人、さてどのように設計致しましょうか。
シートエクステンドをご希望でしたが、シートステーカーボンということでスローピ
ングの度合いが物理的に限られてしまうので今回はノーマルスローピングで設計で
す。
ヘッドチューブですが、ご相談の結果めずらしいインチサイズのインテグラルヘッド
でいくことになりました。
スモールサイズバイクにはあまりえばりすぎず相性がいいです。
またスモールサイズバイクですと、ヘッドチューブを短くしないとステムが下げられ
ないという物理的制約もでてきますので見た目も機能もそなえてグッド。
唯一ベアリングが手に入りにくいということがあえていば欠点ですが、ご近所さんの
I田さんならボクが何できるでしょう。
さて、世界で一台のI田さん仕様バイクできあがっていきます。
お楽しみに。