職人マツナガ通信

11月16日

100/1mmダイヤルインジケーター。
バラバラだったハブ、スポーク、リムを仮組といって、まずはホィールの形にします。
形になったら画像のような振れとり台にのせて、縦、横振れながなくなっていくように均等にスポークの張力をはっていきます。
0.01mmまで読めるダイヤルゲージはお手製で取り付けられるようにしました。
これで最大振れ0.2mmまで振れをとっていきます。
この振れと台の最大の利点は精密さよりも、ホィールのセンターだしが楽ということです。
スポークの張力も専用のテンションゲージで計ります。
最終的には、自分の手で張りをたしかめて終了となります。
リムやスポーク選び、組み方、張り具合とすべて経験値がものをいう作業です。
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