職人マツナガ通信

12月21日

通信簿。
製作したバイクのインプレを聞くのはいつも通信簿をもらうようなドキドキがいっぱいです。
本日も先日納車したご近所Y田さんから通信簿もらいました。

”まずは不動峠だが乾燥したこの時期なので90%程度に抑えて試した。
さすが固めのセッティング、スプロケの方はいつもより2枚ほど重い(19T)方が合っているようでした。
なんと言ってもキャノンデールと大きく違うのはダンシングでの進み具合、たわむ事無く踏んだ分だけグイッと前に飛び出してくれる。
こいつはあのアルミフレームでは全く味わえなかったです。

フルーツラインでも35km~40kmの高速巡航、フルーツラインのアップダウンでもダンシングは非常に効果的でした。
またさらなる加速をする時もたわむ事無く、かなりレーシーなフレームに仕上がっています。
その成果いけないと思いつつ、ついつい踏んでしまいます^_^;

100km近く走った後の白滝林道、かなりヘロヘロになったはいたもののカーボンのお陰で
シッティングでそれなりに踏み込めた。
ただバテバテの後半では僕のProject-Mの強みは影を潜めてしまう。
この辺りはまだまだ自分の貧脚をレベルアップしないといけないです。

とにかく妙な柔らかさを感じる事もなく、素晴らしい剛性です。

それから予想以上に素晴らしかったのが下りの安定性、これはちょっと驚きでした。
フロントのフォークはキャノンデールと同じTIMEですが、このNEW-BIKEは地面に吸い付くような
安定した走りを感じさせてくれました。
フレームの素材、自分のためのスケルトンがこの感じをもたらせてくれているのでしょうか。

ほぼ思い通りに仕上がっていると思います、カラーリングも大満足。
数%の違いは貧脚のくせにちょっと硬過ぎたかなという気がしなくも無いですが妙な柔らかさは嫌いなので
あとは自分の脚とハートをきっちりとトレーニングしてこのバイクを最大限に生かすだけです。”