職人マツナガ通信

2月12日

骨抜きです。
治具でカタチにできたら、治具からはずしてダミーのチューブを抜いてバラバラにします。
すべてのパートを100%ロー付けして、この段階で一度溶接の熱でひずんでしまったエンド幅などを修正します。
通常これでラグパートはおわりなのですが、
Iさんのスペシャルリクエストで、トップチューブ下にゼッケンプレートをつけるダボをつくります。
クロモリフレーム全盛のころはよくつくりました。
レースに参加しないような人もファッションでつけてほしいといわれるほど一時期ははやったんですがね。
Iさん、ブルベのような超ロングを走るときはゼッケンを取り付けるひものようなものもない方がいいということで、是非ともつけてほしいというリクエストでした。
まずは雌ねじになるプレートを鉄板から切り出してM5のねじをきります。
その板に、トップチューブしたにはねじ接着併用のとりつけをするためにM5の雄ねじをロー付けします。
さて、これでロー付け(溶接)作業は終了です。
お次は接着ですね。

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