職人マツナガ通信

1月30日

ラージフランジハブ。
スタッフ吉田とスタッフあさぬまちゃんの練習用ホィールについて、
練習用で丈夫にしたいならラージフランジハブがおもしろいんじゃないかという話をしました。
すでにロード用のラージフランジハブが世の中から消えてから久しいのですが、
ちょうど復刻版が新発売されるという商品案内が届いたところでした。
ラージフランジハブ。
スポークを通すフランジ半径が大きいものをいいます。
現在はこの半径が小さいスモールフランジが主流というかこれしかない状況です。
ラージフランジハブのメリットは、スポークの交点が車輪中心よりより遠くになることにより車輪の剛性があがるということと、
単純にスポーク長が短くなることでスポークにかかる負担が少なくなり切れるリスクが減るというような勉強をしました。
もともと、自分が自転車を始めた頃はラージフランジハブしかなく、
ほどなくしてロードレーサー向けで軽量になるということでスモールフランジハブが発売されました。
昔のランドナーやキャンピング車は荷物をたくさん積むので、このラージフランジハブが使われいました。
ランドナーや手組ホィールの需要がなくなるにつれて、いつの間にか姿を消してしまいました。
最近の懐古ブームでまた少し世に出てきました。
画像はぼくが20年前くらいに使っていたラージフランジハブです。
さて、あさぬまちゃんの練習用ホィールですが、
吉田の趣味でリムは金ピカに決定ということ。
どんなホィールに仕上げるのか楽しみですね~、おもしろいものにしあげろよな~。
ふつ~うに仕上げたら、ホィール職人吉田の名が泣くよな。

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