職人マツナガ通信

9月7日

まだ、電動メカがでていなかった時代のフレームのDi2用加工です。
フレームにダメージを与えることなく、できるだけ電装ケーブルを内蔵します。
まずは、フレームを眺めて、どう配線するかと考えます。
実際に穴をあけたりするので、ここでしくじってしまうと、取り返しがつきません。
熟考します。
もしダメだった場合の逃げ道も考えます。
アタマの中でイメージがまとまったら作業です。
まずは、ダウンチューブのヘッドよりからケーブルを入れるための穴を、
シフト用穴を利用して、この穴径をひろげます。
できたら、今度はBB側です。
こちらもシフト用のケーブル穴を利用して、径をひろげます。
これができたら、BB下にある、ワイヤーリード取り付けようの穴を利用して、
シートチューブのBB付け根に下穴をあけます。
今回は、ケーブルをまとめるジャンクションをダウンチューブではなく、
シートチューブに埋め込む予定です。
なので、シートチューブ付け根のBBがわに、
このジャックションが入る穴をつくらなければなりません。
そのための下穴ですね。
ここまでは、想定通り、順調です。

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