職人マツナガ通信

6月22日

今日は、イマワノさん達と、沖縄ツーリングだ。
9時にロビー集合、イマワノさんにとっては、まだ真夜中のこの時間、ちょっと辛そうに、当然遅れてやってくる。
人数が予定より多くなってしまい、車が二台になってしまい、一台はボクが運転することに。
なんとイマワノさんを助手席に、のせての運転だ。
おれで、事故おこしてケガさせてしまったら、ファンのヒト達に恨まれるんだろうな、と一抹の不安をいだいて、一路名護へ。

運転中色々お話ししていて、おもしろい言葉発見。
ボク「月にどれくらい自転車乗るんですか?」
イマワノさん「だいたい、200~300km位しかのれないかな、ほとんど通勤でだよ」

通勤・・・・・・?

そうなのでう、イマワノさんは、スタジオの移動などで動くことを、通勤といっているのです。
たしかに、そういわれればそうだけど・・・・・、ちょっと、違うような気もするが。

今日のコースは、コーディネーターのフジシタさんのお薦めコースで、
名護をでて島の北側半分をまわる、峠一つの全行程85KMのイージーコースだ(のはずだった)。
名護に到着して、各自の自転車整備して、記念撮影して、いざスタート。
気温はおそらく、34,5度位、無茶苦茶暑いし、湿気がすごい。
なんでも一昨日梅雨明けしたらしい。
きれいな海岸線を、ボクが先頭を引いて、いいペースで快調に快走。
まさに青い海見ながらのツーリングだ。
途中、名もない小さな浜で小休憩。
イマワノさんは、さすがによく乗っているらしく、楽勝のよう。
ちょっと、心配なのはスタッフのヒト達。

ホントに青い海がまぶしい。 また、走っている道路に、雲の陰が動いていく様が、とてもいい感じだ。
いよいよ峠の入り口、昼食をとろうということでしたが、峠を満腹でのぼるのは辛いということで、とにかく、峠をやっつけることに。
前振りでは、400m位の大したことない峠ということでしたが、いやはや、登りだしてみると、とんでもなく、感じとしては、700m近い(ヤビツ峠位かな)峠の、きつさでした。
峠では、イマワノさんとボクと二人になってしまい、二人でモクモクと峠を登っていきました。
この間合いが、なんともいえない、いい感じでした。

スタッフの皆様、瀕死の状態でなんとか、峠をクリア、さあ、後は下りと平地だけ、とメシやをめざし、意気盛んに走り出したのですが、行けども行けども、海は見えず、相変わらず、登ったり、下ったりの連続だ。
イマワノさんが、この先、山ばかりのようだけど、とフジシタさんにきいたら、なんと、この先にトンネルがあり、それをぬければ、海だという。
それじゃ、とまた意気盛んに走り出すと、トンネルのトの字もなく、相変わらず登り坂は続く。

ここでようやく、フジシタさんはコースを把握していないことを、イマワノさんと確認。
全部まかせきりなので、地図もなく、ひたすら、つらいアップダウンを繰り返す。
さえぎるものもない、炎天下の中、一直線の登りをひたすらのぼる、なんか拷問のようだ。
それに、楽しみにしていた、メシやもない、というより、人家もまったくない。
ようやく、食事ができそうな、お店をみつけたときは、すでに、夕方5時、完走するにはあと、50km位走らなければならない。
(距離も聞いていた85kmではなく、120kmあった)

明日のコンサートに差し障るということで、今回はここで終了に。

イマワノさんが、目で完走したいと、訴えてくるのがわかるので、ボクがつきあいますよ、と言ったが、やはり、明日のオシゴトに差し障りがでてはダメ、ということで、THE END。

ボクとフジシタさんとで、もう一台の車をピックアップしに、スタート地点へもどった。
この後のコースも、とんでもないコースで、平坦のへの字もなかった。
あそこでやめておいて正解だったようだ。
結局ホテルの帰ってきたのは、夜の9時、そして、その後、今日の反省会で、また、オリオンビールと泡盛で、夜は更けていった。

明日は、ようやくひとりになれる時間と、イマワノさんのコンサートだ。