職人マツナガ通信

8月21日

到着!
だいたい3ヶ月待ちで入荷してきました、
イタリア ウィリエールのクロモリラグ付きフレームです。

イタリア人は夏はバケーションで仕事しないので、

この時期届くと言うことは、夏休み前の仕事だったのですね。

夏休み前に、いっちょやったろか、てな具合でつくってくれたのでしょう。

オーナーのTさんは、ウィリエールのカーボンバイクの乗るブルベライダーです。
クロモリの乗り心地を体験したいとオーダーを頂きました。
なんとも、細身のスタイルと下地にメッキがある塗装が綺麗です!
ボクも、この細身のトップチューブホリゾンタルのダイアモンド形状フレームは大好きですが、
これほどクロモリ人気がつづいているのは、どうやら日本だけのようです。
これは、アルミに比べて、バネ感のあるクロモリの特性が人気を集めているのでしょうね。
乗り比べたときの疲労感の違いとか。
多分、そういう細かいことを気にする(わかる)、というのは日本人の持つ繊細さではないかと思います。
おそらく、日本以外の人には、アルミとクロモリの乗り比べなどわからないのではないでしょうかね。
ぼくの作るプロジェクトMは、このクロモリの良さとカーボンのよさをマッチングさせたものとなり、
クロモリだけのもの、カーボンだけのもの、どちらにもない乗り心地となります。
Tさん、お次はプロジェクトMですね!

 

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