職人マツナガ通信

12月24日

テスト。
ENVEのフロンフォークがプロジェクトM用に入荷してきました。
まずは、歪みテストです。
重さをかける静荷重試験です。
この方法はアマンダスポーツからの継承で、ずっとデータをとり続けています。
一覧表をみると、その時代時代の代表的なフォークの数字が残っています。
この数字とライダーの使用感想を聞いて,
大体このテスト数字が剛性を表すことがわかりました。
こうやって、プロジェクトMのバックの剛性とあうフォークを選んでつくります。
フロントフォークというのは、自転車の剛性を決める大変重要なパートです。
アマンダスポーツで仕事をしていた頃、
ヨーロッパを走っている日本人選手がスポンサーの関係でカーボンバイクに乗り始めたのですが、
ついていたフォークがふにゃふにゃでどうにもこうにもいかないので、
フォークだけクロモリで作って差し替えました。
すると、不思議や不思議、そのフレームが別物のように走るようになったのです。
というくらい,フォークは重要なんですね。
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