職人マツナガ通信

5月25日

ワイヤー伸ばし。
新車の組み付け時、変速ケーブルの初期のびをとります。
新品のままですと、使っていると自然に伸びてしまい、
変速のインデックスがあわなくなります。
ケーブルがフレームの外にあるものですと、
ケーブルを直に触って伸ばすことができるのですが、
最近の内蔵タイプではそれができません。
それじゃ、どうするかというと。
SBTMでは、チェーンをフロントアウター、リアをインナーにセットして。
いわゆる、変速ワイヤーをフロント、リアとも張った状態にして。
さらに、テンションボルトを少し絞って、ケーブルのテンションを上げます。
この状態で一晩寝かせます。
そうすると翌日結構伸びています。
ここで、改めて再度調整してできあがりです。
一手間かかりますが、
こうすることで、乗りだし時のワイヤー伸びによるよる、
変速インデックスのずれが防げます。
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