職人マツナガ通信

2月24日

今日、ちょっと、おもしろいサンプル器具つくりました。
ビンディングペダルのクリートの動き方が、
自分で動かして、目視できる器具です。
LOOKペダルとタイムペダルの動き方の違いとか、
口で何遍説明しても、
初めての方には、なかなか理解しにくいようでしたので、
これをつかえば、一目瞭然。
実はこれ、ペダルの営業にきたヒトのアイデアなのです。
こすれば、他社のものとの違いが一目でわかり、
販売促進になりますよね、さすが。

この器具はもとももと、
シューズをとりつけて、
クリートの左右の位置調整につかう器具なのです。
もちろん、この本来の使い方もします。
ボクが自転車を始めた頃、
クリートの位置は左右シンメトリーで平行に、
つけるのがよいとされていたのですが、
最近は、ちょっと違うんだなと思い、
また、そういう話も耳にします。
ヒトには、利き足とそうでないない足があり、
がに股度も左右違う場合があり、
そういうことを考えると、
左右の位置が違ってきて当然という話。
おもしろかったのは、
この器具ヨーロッパのものなのですが、
取説に、この器具をつかってクリートをセットする、
参考寸法が書いてるのですが、
それが、イタリア人、フランス人、あとなぜかイノー(ツールの歴代チャンピオン)
の数字が載っていた。
しかし、なんで、イタリア人とフランス人で寸法が違うんだ・・・・・。
理解に苦しむ。

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