職人マツナガ通信

6月24日

今読んでいる本におもしろいことが書いてありました。
仕事との出来るヒトの机は散らかっている。
この著者はものすごく大きな企業の管理職の方なのですが、
とにかく処理する仕事量が多く、
ひとつを処理していると、その間にまたひとつ、またひとつと増えていってしまうの
で、
いちいちを整理整頓していたのでは間に合わない、
そこで今取り組まなければならない書類が、
机の上はもちろん、床にも背後にも散らばっているいるそうです。
ボクのアタマの中では、こういうエグゼクティブと呼ばれる方は、
秘書を何人もつかい整理整頓がしっかりできていて、
映画などにでてくるような社長室で仕事をしているものとおもってましたが、
また、またおもしろい価値観にであえました。

ボクの仕事量はこの著者とは比べようもないほどちんけなものですが、
毎日いろんな仕事が飛び込んできます。
朝、その日の予定をたてていきますが着いた途端に、
思いもよらぬいろいろな事象が待ち受けていて、
まず予定通りに出来たためしがありません。
そういう時間のながれで、
いかにミスを少なく、ロスを少なく、量をこなせるかが、
自分自身の仕事力の基準かなと考えます。
自分に合ったシステムをつくるために日々試行錯誤してます。

本日の製作シゴト。
シートラグパートの製作。
バックカーボンの場合は、こうやって現物合わせてで作っています。
なんせ、作るモノ全て寸法が違うオーダーものなので、
定番の図面を用意しておくことができませんので。
クロモリバックであれば、
コンピューターで計算できるので、いちいち治具で合わせる必要はないのですが。
この辺りも手間がかかる分、価格の違いがでてきてしまいます。

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