職人マツナガ通信

7月26日

今週のまな板の上の鯉です。
今回は、バックもフルカーボンのイマワノ
http://www.sbtm.jp/craft/index-imwn.htm)さんと同じ仕様車。
オーナーは地元のT氏。
ジンセーの大先輩にあたるご年配、ココロして作らせて頂きます。
このバイクは二台目で、一台目は既製の太めのタイヤがはいる700cツーリングバ
イク。
このバイクで自転車のオモシロさにはまり、
次は本格的なロードバイクをと、
いうことでオーダー頂きました。
目的はロングライドツーリング、
見てカッコ良く、のって楽チンなバイク。
設計で気をつけたのは、ハンドル高。
ギンギンのレースをやるわけではないので、
できるだけアップライトなポジションをとれるように、
しかし、見た目はできるだけ精悍なフォルムを保つということ。
図面が出来上がったら、下ごしらえ。
ラグの肉厚は、体重から0.8mm厚に旋盤でそぎ落とす。
この0.8mmというのは、ボクのフレームの中では、
まあ、普通というか厚めのほうにはいるのですが、
よく考えると1mm切っているんですよね。
こんな肉厚で、体重60kg以上をささえてしまうのだからクロモリはスゴイ。
この辺りがボクがクロモリにこだわる理由でしょうかね。
作り出すと、早く乗ってもらいたくてウズウズしてしまいます。
(だったら、もっと早く作れ!といわれますね、ハイ、そのとおり)

前回延期になった、
”マツナガと行こう、公道最高標高 渋峠!
湯煙ムンムン&オヤジムンムン、食いしん坊漫才 ツアー”
を31日の土曜日にSRM(http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm)のメンバーと
行ってきます。
同行メンバー、結構濃いです、どんな珍道中になるのか楽しみです。
思えば、そうとうアソンでないな~、いけないな~。
職人シゴトというのは、常にくりかえしていないと上達はしないけれど、
たまにはアソバなければね~。
お店はスー吉が仕切るので平常どおり営業してますのでご安心を。

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