本日の納車はフルコースでした。
インソール作りから始まり、
クリート調整、固定ローラーにのせて、
サドル高やステム長の長さをかえながらのポジションあわせ。
あとは実際に乗りながら、
アドバイスをしていけると、
ベストな販売スタイルですね。
乗れば乗るほど筋力が変わってきますから、
当然納車時とはまた違ったポジションが必要になってきますから。
こんなかたちで買って頂けると、
SBTMでバイクを買って頂けるメリットを、
十分に享受して頂けるんじゃないでしょうか。
先日のフレーム材料の下ごしらえが終わりました。
この製作過程アップ、
オーナーには結構好評です。
自分がのる自転車の作られる様がみれるって、
コルナゴやデローザでは、
絶対に無理ですもんね。
次は治具にのせてフレームのカタチにします。
イタリア就職記 (37)
ハンマーを投げる職人P氏についてかきますね。
彼は若い頃プロレーサーを目指して、
町のクラブに入り毎日レースに明け暮れていたそうです。
その後は、働きながらデザインの夜間学校に通い、
とにかくデザイナーになりたかったそうです。
レースをやっていた関係から、
自転車のデザイン製作に興味を持ち、
地元のビルダーに弟子入りして、
メジャーブランドとの共同製作などを経て独立したそうです。
かなり苦労したらしく、
ボクに対して、ことある事に、
働かなければメシは食えないよ、
と常々話していました。