毎日いろいろなおシゴトが飛び込んできます。
今日はボトル台座のつけ直し。
ちょっと、不注意でこわしてまったボトル台座を、
荒技でつけ直します。
本来なら、製造メーカーか輸入代理店がやるべきシゴトなのでしょうが、
そういうサービスをしているメーカーは、
ほとんど聞いたことがありません。
ネジを締めすぎて台座が空回りしてしまってます。
荒技を使って、なんとか空転してましっているネジと台座を取り除きます。
このように、塗装の上がっているフレームでの作業は、
作業で傷を付けないようにするのに、
すごく神経を使います。
上手くとれました。
下穴の状態にしたところで、
あたらしいボトル台座をリベット接着します。
これはボクのオリジナルフレームにつかっているものを使いますので、
オリジナルよりよくなったと思います。
こういう補修ができるのも、
SBTMで買って頂けるメリットの一つと思います。
フレーム製作の方は、
まとまった時間がとれなくて、
本日はなしです。
フレーム製作は、集中しなければならないので、
気持ちと時間に余裕がないといいシゴトができないもんで、
すみません、Yさん。
イタリア就職記 (40)
こうして、ミラノショーへ出すべきモノができあがり、
ボクもP工房のスタッフの一員として、
11月のミラノショーへ参加しました。
ミラノショーは当時は二年に一回(現在は毎年)ミラノの国際展示場で開かれる、
自転車とモーターバイクの展示会です。
各メーカーは、このショーに向けて新製品を発表してきます。
そして、バイヤーも国内外から多数集まり、
翌年に向けての商談が開かれる場になっています。
ボクも、ブースの設営作業から手伝いましたが、
他のスタッフも普段とはちょっと違って興奮気味で、
お祭りのような雰囲気でした。
実際に、同業各社が一斉に顔を合わせるので、
ビジネス会場の裏では、旧知の知り合いにあっては、
楽しそうに話をしてました。
この後日本でのサイクルショーにも参加しましたが、
雰囲気はそっくりでした。