今日は昨日の代休をもらいボクはお休み。
最近ちょっとウレシイ事に自宅での仕事部屋ができました。
お気に入りのシンプルで大きめの机をおいて、
目の前の窓からは筑波山がバッチリ望めて、
お日さまも良くはいるので、つくばの冬でもポッカポッカ、っと、
とても気に入ってます。
こんなお部屋で、ビールでも飲みながらやれば、
どんないやな事務仕事も楽しくできそう。
今日はこの仕事部屋で、
浅田監督インタビューのテープおこしをやろうとしましたが、
一歳にならないチビがなかなかやらせてくれない。
普段はカミさんに任せっきりなので、
お休みくらいはとうちゃんが面倒をみて、
普段出来ないことをやってもらおうということで引き受けたのですが。
まとわりついて仕事にならないので、
冷蔵庫からビールをもってきて、プッシュっと、
南の島の紀行本をだしきて、
チビと一緒にゴロゴロしながらチビが寝るのを待つことに。
浅田顕監督。
ブリヂストンアンカーの監督としてよく雑誌などに登場しているので、
スポーツ自転車に興味のある人なら、
一度は耳にしたことがある名前だと思います。
ボクとカントクとの出会いは、
’92年の神奈川でのリマサンズ立ち上げの時でした。
もう12年にもなるんですね。
当時はカントクもまだ現役選手で、
立ち上げたリマサンズで彼をスポンサードしていました。
幸いにして彼が現役、引退、監督業と彼の進んできた道を、
ある時期は一緒に、
また外から見ている時も比較的近いところで知ることができてきました。
そんなボクでも、聞いてみたいことが結構あります。
できるだけ、彼の言葉に忠実にアップしていこうと思います。
また、実際にインタビューをしたとおりに進めていきますので、
話が前後したりすることもあるとおもいます。
お楽しみください。
浅田監督インタビュー (1)
"浅田カントクに聞け!
マ:マツナガ
ア:浅田監督
場所はショップ近くのレストランです。
マ:今日はどうもありがとう。よろしくおねがいします。
ア:いえいえ、こちらこそ、よろしくお願いします。
マ:じゃ、早速始めようか。浅田監督って今年で何歳になるの?
ア:え~と、37ですね。
マ:エッ、もうそんな歳なんだ。
ア:そうですよ(自分だって結構な歳じゃないですか、という感じで含み笑いをしな
がら)。
マ:そうか、もうじき40歳なんだね、監督業始めて何年になるの?
ア:え~と、97年からですから、7年目ですね。
マ:7年か、すごいね。みんな監督の事はよく知っていると思うんだけど、監督業に
関しては殆ど知らないと思うんだよね。具体的に監督ってどんな事をするのかを聞か
せてよ。
ア:年によって違うんですが、単純にいうと、レースにエントリーして、選手を強化
して、それにあわせてレースにつれていって、結果をだすということです。
マ:それは自分が雇われているチームの結果をだすということで、プロ野球と同じだ
よね。
ア:そうですね。
マ:プロ野球の監督だったら、コーチとかマネージャーとかがいるので総指揮をすれ
ばいいだよね。自転車チームの監督だと、出るレースのエントリーとかからはじめな
ければならないんじゃないの。
ア:そうですね、出場できるいいレースを探して年間のプログラミングをするという
ことが一番最初の仕事ですね。同時にどのレースに誰を使うという人選もします。
マ:年間のスケジュールなんかも決めるんだよね。
ア:はい、そうですね。
マ:その場合は、チーム全体のスケジュールを決めるんだろうけど、別途で選手個々
のスケジュールも決めるの?
ア:それは、トレーニングですか?
マ:レースも含めて?
ア:そうですね、今はチームがメインなんでうす。その組んだプログラミングでどの
レースに誰を使っていくかも考えなければなりませんが。
マ:選手各人の練習プログラムとういうのは与えるの?
ア:それは選手によりますね。
マ:それは、やったりやらなかったり? 選手の希望によるの?
ア:ん~、希望もありすますが、適性もありますし。
マ:でも、トレーニングメニューをほしいという選手には必ず与えるの?
ア:はい、それは必ずあたえます、内容がどれだけ細かいかは別として。
マ:今は’04のシーズンが終わって、すでに’05に向けてうごきはじめているだ
ろけど。
’05に出るレースを決めて、スケジューリングが終わって、次には具体的にどんな
ことをするの?
つづく