職人マツナガ通信

12月21日

アソスのウェアにおもしろいタッグがついています。
外気温に対しての風速による体感温度表とでもいうのでしょうか。
たとえば、気温10℃で風速40km/hだと体感温度が-1℃とか。
単純に考えると10℃のなか40km/hではしることと同じになるんでしょうね。
ただ、自転車の場合は自分で身体を動かして熱を発しているのでもう少し暖かく感じ
るとおもいますが。
でも、下り坂の時はこの表にかなり近いんではないんでしょうかね。
例えば、つくばの真冬の不動峠をくだるとしたら、
外気温6℃だとすると30km/hでくだっても、-5℃、外気温4℃だと-8℃、
ん~、やっぱりちゃんとした防寒具がほしくなるでしょう。
ちなみに、浅田カントクが現役時代に、
ベルギーの自宅からトレーニングにでていって、
あまり寒くて引き返して来た時の気温が-2℃、
これを表に当てはめると、時速30kmではしると体感温度は-16℃・・・・・
・。
でも、浅田カントクのチームメートは事も無げにトレーニングにでていったとか・・
・・・・。
やはり、狩猟と農耕民族は違う。

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浅田監督インタビュー (4)
"浅田カントクに聞け!

マ:マツナガ
ア:浅田監督
場所はショップ近くのレストランです。

マ:レースが始まってしまうとそれの連続になってしまうんだ。

ア:そうですね、手配に関してはホテルもそうですし、会場までのルート探しもやり
ます。

マ:そういうのもすべて監督の仕事なんだ。それがおほとんどの仕事なんだ。
あとは、レースの現場での采配という仕事なのかな。今は無線をつかっているんだよ
ね。

ア:そうですね、無線はつかっていますが、ほとんど100%はレースのスタート前
に決めてしまいます。
レース中の無線とういうのは、ほとんどが情報なんですよ。戦略的なことはすごくい
えないんですよ。ほとんど大筋を変えてしまうこと意外は、なにしろあれしろとは言
わないんですよ。
そのかわり、スタート前にきちんとミーティングをして戦略をみんなに伝えて理解し
てもらいます。そうやって選手にお願いした上でそう動いてもらいます。

マ:動いてくれるように、選手を教育しておくんだね。
選手のつかかたというのかな、選手ひとりひとりいろいろ癖があるとおもうんだけ
ど、そいうところでは苦労しているの。

ア:ひとりひとりを納得させるというのは、難しいですけどそれほど重労働ではない
という感じです。話せば分かるという感じで。ただ性格の違う複数の人間をまとめる
のはものすごく大変です。ロードレースってチームスポーツで半分個人スポーツじゃ
ないですか、一番難しい事だと思います。

マ:それに関してコツというか、自分の信条みないなものってあるの?

つづく