職人マツナガ通信

5月27日

ここのところ、ホィールの修繕が続いています。
リムの交換やスポークの交換など。
昨今は海外で組み上げた完組ホィールがあり、
ボクが修理するより、新品を買ってしまった方が安い場合があります。
世界で1,2位を争う人件費の高い国ニッポンでは仕方がないのでしょう。
またこのホィール組の作業は一朝一夕にできる作業ではないので、
人様に渡せるものができるまでは、それ相応の時間もかかります。
もちろんSBTMで組み上げたもののクオリティには、
安い完組ホィールよりは数段の自信がありますが、
通勤や通学用バイクなどにそれだけの投資価値があるか、
というとこでで、組み替えるか、完組を使うかを選びます。
久しぶりに修繕に入ってきたホィールは、
99年12月に組んだものでした。
これは、投資の価値があるのでスポークとハブを交換して組み直しました。

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