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シマノテクニカルセミナーに行ってきました -94走目

SHIMANO technical seminar

 

昨日はシマノのテクニカルセミナーに参加してきました。 

シマノ初となるパワーメーター内蔵型クランク、FC-R9100-Pですが、今回のセミナーにまだ日本には1つしかないパワーメータークランクがありました!

 

FC-R9100-P

FC-R9100-Pセンサー及びバッテリーはクランクシャフト、クランクアーム内に完全内臓化されています。

唯一外目に見える部分は2枚目の写真の赤丸部分にある充電用プラグのみです。見た目に非常にスマートなパワーメーターですね。このパワーメーターでパワー、左右パワーバランス等を計測することが出来ます。バッテリーは約300時間稼動するリチウムイオンバッテリーです。パーツ供給を行っている選手が使用しても約2~3ヶ月に1回充電する程度だとか。バッテリーの交換は出来ませんが、リチウムイオン電池はほぼ永久的に使用できるので電動メカのネックである電源供給も問題無さそうです。センサーはAnt+規格に対応しています。ガーミンなどのサイクルコンピュータでデータを表示させることが出来ます。

パワーメーターを使用することで自身の脚の出力を把握することが出来ます。これを把握することであとどのくらいの出力を保つことが出来てどの程度走ることが出来るのかを把握できます。レースよりもむしろブルベやロングライドなどで真価を発揮するでしょう。僕もとても興味のある分野なので注文してみようかなぁ。

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シマノのセミナーが終わったあとは場所を移して九段下でウェアの展示を見てきました。今回見てきたのはイタリアブランド、サソリマークが有名な”カステリ”です。

team sky

カステリといえば今年のチームスカイが使用するウェアですね。会場にもレプリカモデルが飾ってありました!他ウィンターウェアを中心に展示がありました。担当さんとウェア談議をしたんですが、真冬では以前はベースレイヤーを着てジャージを着てジャケットを着て、という"重ね着"スタイルが多かったようですが、今は暖かいベースレイヤーやジャケットが増えてきているのでベースレイヤーにジャケットだけで走る方が増えてきているとか。そういえば僕もジャケットの中にジャージを着ることはしないので、そうかーと納得。

重ね着は温度調節をし易い反面かさばってしまい身体を動かしにくくもなってしまうので僕はベースレイヤーとジャケットだけで走っています。保温性と防風性の高いジャケットは値段も高くなりがちですが、ウィンドブレークやウィンドストッパーなど、外側からの風や水滴は防止し中からの発汗による蒸気は逃がしてくれる機能が高いので蒸れることはなく気持ちよく走れます。冬物はウェアの対応気温に合わせてチョイスしてベースレイヤーなどで調整する方法が最初はお金が掛かりますが、後々良さそうと思っています。

来冬はコレを着て走ろうかなぁ。

店頭にカタログを置いているので興味のある方は見てみてくださいネ。

casteri

そういえば私事ですが昨日年を1つ重ねました。SBTMに来てからもうすぐ1年が経ちます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。