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MAVICのチューブレスユーザーが増えています。 -392走目

最近、新しいホイールを探してご来店の方を多く見受けます。

クリンチャーにチューブラー、チューブレス、、、タイヤの種類は様々でそれぞれ特徴があります。

もっともポピュラーなクリンチャータイヤは完成車に装備されていることも多く、パンクしてしまったときは基本的にインナーチューブを交換することで対処が可能なため緊急時の利便性に優れます。

チューブラータイヤはホイールのリムをもっとも軽量化することが出来るので、レースやイベントなどに人気です。タイヤもインナーチューブにラテックスが使われているものを使用するとシルキーな乗り心地で軽快に走ることが出来ます。

ここ2年くらいで急激に増えてきているタイヤがチューブレスです。

構造的にはクリンチャータイヤからチューブをなくしてしまったものですが、タイヤとリムは専用設計となっておりチューブなしで空気を保持することが出来ます。

チューブがないため、パンクを起こしにくく、チューブ1本分軽く、空気圧の低減により高い快適性を持ち合わせます。

これまでもずっとチューブレスホイール自体はありましたが、タイヤの着脱にはかなりのコツと慣れが必要だったためチューブレスユーザーはそれほど多くありませんでした。

 

MAVICチューブレスUSTの取り扱いのしやすさ

MAVICのチューブレスホイールが人気な理由の1つはこの部分で、タイヤとリムを一体のものを考えるMAVICはそれぞれを自社設計し製造誤差を極限まで下げることで装着するタイヤによって着脱がしにくい、といったことを起こりにくくすることに成功しています。

クリンチャータイヤの中でも一部のメーカーと一部のホイールとでは相性が悪く取り付けに苦労した経験のある方も多いと思いますが、MAVICのチューブレスタイヤのタイヤ着脱はそれ以下の容易さをもちます。

一般的なチューブレス>>>硬いクリンチャータイヤ>>>>>>>MAVICのチューブレス

初めてチューブレスタイヤの着脱を試みるとおそらく指の指紋はなくなります。そのくらいやりにくい作業をMAVICは解消してくれました。

チューブがないことでそもそもとしてパンクに強く、シーラントを入れて使用するため小さな穴ならシーラントがふさいでくれますし、万が一の時はクリンチャーのようにチューブを入れることで走行することは出来るのでロングディスタンスのライドでもとても安心です。

乗り心地の良さ

チューブレスのメリットはパンクに対する強さだけではなくその乗り心地にもあります。

スタッフサカマは現在体重62kg。クリンチャータイヤの時はタイヤにもよりますが7bar前後、チューブラータイヤなら7~8bar前後を充填しています。

現在主に使用しているキシリウムプロカーボンSL USTではフロント4.7bar, リア4.9barを基準に使っています。

非常に乗り心地がよく、アルミフレームの自転車ならアルミフレームに乗っていることを忘れてしまうくらいです。

クリンチャーユーザーからよく「エッそれ大丈夫なの?」と言われますが、ノープロブレム。

タイヤが撚れるかと思いきやこれもノープロブレム。ワイドリムなのでタイヤをしっかりと支えることが出来ています。

先日のもてぎエンデューロでは朝ウェットコンディションでしたのでいつもより少し低めに設定して走り、ドライになってからは普段より少し高めの空気圧で乗ることでいつもより転がり感を感じることが出来ました。

普段遣いからレースまできっちり対応可能です。

 

MAVICのチューブレスホイール、USTシリーズが発売されてからもう2年近くたちます。

もてぎエンデューロではかなり多くのMAVIC USTホイールを見かけました。

それだけ浸透してきています。

それでもチューブレスとは何ぞやという方。

まずはレンタルしてみてください。

当店ではアルミのキシリウムプロUSTとカーボンのキシリウムプロカーボンSL UST(ともにリムブレーキです。)を常設のレンタルホイールとして置いています。

試して納得の上で購入していただくことが出来ます。

乗ったら買わなきゃいけないなんてことは一切ありませんのでまずはご連絡ください。

 

MAVICチューブレスならきっとサイクリングをさらに快適に楽しめるものに変えてくれますよ!