昨日3週間ぶりに展示会で東京に出てきました。
まずはシマノ。
PROから新しいカーボンハンドルが登場します。
すでに販売されているVIBEシリーズに軽量化された”スーパーライト”シリーズが追加されます。
エアロ形状のVIBEエアロカーボンコンパクトスーパーライトは、エアロ形状のハンドルながら重量205gと軽量です。
ちなみに通常モデルのVIBEエアロカーボンコンパクトは245g~です。どちらもメイン素材は高強度系のT800カーボンが使用されていますが、スーパーライトシリーズはT800に高弾性系のM4075カーボンが使用されています。
カーボンのレイアップを薄くすることで軽量化できますが同時にしなりやすくなってしまうので、ハンドル剛性を上げるための工夫です。
実際に会場でどちらにも等しく力を加えてみましたが、ほとんど変わらない印象でした。
ラウンド形状のVIBEカーボンにもスーパーライトが追加されます。
こちらは185gと200gを切る超軽量ハンドルに仕上がっています。(通常モデルは230g~)
シマノのパーツブランド名だけあって新型レバーに最適化された形状&Di2のハンドルバーエンド型のジャンクションA、EW-RS910とその内蔵配線にも対応出来ます。
同じくPROからもっとお買い得な価格のカーボンハンドル、PLTカーボンコンパクトも追加されます。
T700カーボンが使用されており重量は253g~とVIBEシリーズと比較すると重たいですが、カーボンハンドルの重要な役割である振動吸収は大きく期待できます。
LAZERからは新しいエアロヘルメットが登場です。
チーム・ロットNLユンボの選手が今年のツールでも使用していたヘルメット、Bullet2.0AFです。
シールド標準装備、頭部には可動式のベンチレーションがあるオールシーズン対応可能なヘルメットです。
重要なフィット感ですが、アジアンフィットモデルということもあり、超フィットしました!
海外のヘルメットブランドでもアジアンフィットといえどフィットしにくいものもありますがこれなら安心です。
眼鏡ライダーのサカマ的には眼鏡が接触してしまったのが非常に悔やまれますが・・・
それ以外はとても良かったです!
続いて場所を移動してcervelo!
10月に発表された新型Sシリーズのミドルクラス、S3が来ていました。
ハンドル、ステムは一見すると一般的なものに見えますが、実はこれはどちらも専用品。
ケーブルやホール類はハンドルの下側を通りステムの中を通りヘッドセットを通過しヘッドチューブからフレーム内部へと入る構造です。
機械式で組む場合だいぶワイヤーの引きが重たくなってしまいそうだなーとか、ステム長を変更するたびにワイヤーを交換しなければいけないんだなーとか、メカニック目線でしっかりとチェックします。
新型S5も。
こうして比べるとS3よりも極限までエアロ形状で作られていることが分かります。
時代はケーブル類完全内装、、、なのかなあ。