前の記事の続きです。
3場所目はジャパンメーカーズテックサミット2018へ
その名の通り日本の自転車ブランドが集うテックサミットです。
製品の素材や特性、生産や調整など日本製品ならではのこまか~なプレゼンを受けることが出来ます。
普段の展示会では見ることのできないところまで詳しく勉強できるので個人的にとても好きなセミナーイベントです。
と、同時に新製品発表の場でもあるので、今回は後者を目的に参加してきました。
サイクルモードに参加された方、メディアを通じて既にご存知の方も多いと思いますが、いくつか目玉製品がありました。
オーストリッチの超軽量輪行袋
輪行袋で有名なオーストリッチからは超軽量な小型輪行袋が発売されます。
その名も、ウルトラSL-100輪行袋!
なんと収納袋に入った状態で実測172g!当店でも販売しているSL-100輪行袋がカタログ値200gですから30gも軽量化されています!
オーストリッチ半端ないって。こんなんできひんやん普通…
重量の軽量化以上にうれしいことが、小型化です。
ご覧の通り手のひらサイズ。
エマージェンシーとして使用するならとにかくコンパクトな方が持ち運ぶときに困りません。SL-100の2/3くらいのサイズ感ですね。
僕はエマージェンシー用としてSL-100をずっと使っているのですが、買い替えようかなぁ。サドルバッグの中身に余裕が出来るのでもう少し持っていきたいものに変えて冬のロングライドに出かけたいな。
ウルトラSL-100輪行袋にはダウンジャケットなどにも使われる高密度高強度ナイロン素材が使われています。15デニールの素材で超極薄です。
そのためあくまで緊急用です。常用するならロード220やL100などがお勧めです。
上記2点と比較するとウルトラSL-100は破けやすいのでその点はご了承ください。
ちなみに、あまり知られていないかもしれませんが、オーストリッチの輪行袋はメーカーによる補修が可能です。万が一…の時はお問い合わせください。
キャットアイのGPSサイクルコンピュータ
日本のサイクルコンピュータ・ライトブランドといえば大阪のキャットアイ!
GPSチップ内蔵のサイクルコンピュータが現在製作中で参考出品されていました。
その名もAVVENTURA(アヴェントゥーラ)、イタリア語で「冒険」を意味します。
GPS内蔵サイクルコンピュータはガーミンにレザイン、ブライトンにワフーなどなど、、、かなり多様化している時代です。
それぞれの特徴を押さえてライドの目的に応じたものを選ぶ必要があります。
GPSチップ内蔵サイクルコンピュータのバッテリーはUSB充電式のリチウムイオンバッテリーです。
15時間、20時間、48時間とランタイムは様々ですが、このAVVENTURA、まさかの80時間駆動です!!
僕が知っている限りでは断トツで長いランタイムです。
ブルベを想定した設定だそうです。
もう少しランタイムを伸ばせばパリ・ブレスト・パリも行けちゃうじゃん!なんて話があったとかなかったとか。
センサーは付属しないそうですが、予価だとかなりのコストパフォーマンスの予感がしました。
来春ごろ発売を予定し現在製作中だそうです。
他にもOGKカブト、スギノ、パナレーサー、パールイズミ、ミカシマと盛りだくさんのジャパンメーカーズテックサミットでした!