去年12月にMAVICの「COSMIC ULTIMATEUST DISC」をご予約くださったNさんご来店。
当初、今年の春4~5月頃に入荷する手はずでしたが、まだホイールは届いていません。
今のところの予定でいうと今年の12月頃とのこと…
ホイールもまさかの1年がかりです。
このCOSMIC ULTIMATE UST DISCは今回がはじめてのラインナップですが、過去にも販売店向けの発表の際にはラインナップされるなど、予定はあったものの製造にはいたらなかったそうで、今モデルが初お披露目となります。
チューブレステープレスの軽量フルカーボンリム、エアロ効果と剛性の高いカーボンスポーク、そしてカーボンハブと、シャフト、ベアリングやフリーボディ以外がフルカーボンというホイールです。
Nさんはエンデューロやヒルクライムなどのレースでの使用を想定されています。
まだ到着予定まで時間がありますが、ホイールに装着する部品を相談していなかったので、先にパーツ探しすることに。
タイヤなどは今のところ納期に問題はなさそうですが、カセットスプロケットやブレーキローターなど、コンポーネント関係のパーツは納期が怪しいです。
実際にチェックしてみると代理店によっては春以降までかかってしまいそうなところも…
何とか現時点では年明け前後に手に入りそうなところを見つけることが出来たため、急いで予約させていただきました。
コンポーネントの組み替え等検討される際は、予定より数か月前倒しでご相談いただいたほうが良さそうです。
12月のボーナスにあわせて組替えを!ホイールを!という場合でも、そろそろパーツ構成を決定し場合によっては先行で予約しておいた方が良いと思われます。
本当にコロにゃんのせいですべてが狂います。。。
早く平穏な日常が戻ってくることを祈り、今できることをやっていきましょう。
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ブレーキの話。
昨今増えている、というよりももはや中心となっているディスクブレーキ。
対してリムブレーキモデルはかなり減ってきました。
新しいデュラエース、アルテグラにはリムブレーキ用の12s電動変速は登場したものの、自転車メーカーのカタログを見るとリムブレーキモデルはあってもアルミフレームの完成車やハイエンドのカーボンフレームのみ、場合によってはリムブレーキモデルがないメーカーもあります。
リムブレーキのロードバイクを駆るUさん、アンカーのRS9、RS8が気になっておられるようで、お悩みのようです。
リムブレーキ用のいいホイールを何本か手持ちの場合、ディスクブレーキの車体にするとすべて使えなくなります。
お財布事情も気持ち的にも痛いですよね(´;ω;`)
リムブレーキが0にはならないとは思いますが、将来的には今より選択肢は減ってきそうですし、リムブレーキのフレームを検討する場合はそろそろラストチャンスが近いかもしれませんね。
コンポーネントについてはスラム、カンパ、シマノ、いずれのメーカーの最新ロードバイク用ギアにはリムブレーキモデルが存在しているので、こちらはおそらくまだ数年は問題ないと思いますが、フレームは行く末を読みにくいです。
リムブレーキをこだわって使用していたワールドチームのチーム・イネオス・グレナディアーズもどうやらついにディスクブレーキを使用する模様。
うーん、来年以降さらにディスクブレーキの流れに拍車がかかりそうです。
一個人としてはディスクブレーキは好きですし、ブレーキングがへたっぴな僕としては大いに助かっているのですが、絶対的に必要かどうか、と言われると絶対的ではないと思います。
でも、選択肢としてリムブレーキが減ってしまう・無くなってしまうと、ある意味では選択肢を絞り込めて選びやすいのかもしれませんが、リムブレーキが好きな方にとってはつらく今までながらくあったものがなくなることは寂しいですね。
リムブレーキ用の消耗品など含め、リムブレーキの車体に全く乗れなくなるわけではないので、すでに乗っている方はひとまずご安心ください。
これから購入を検討する際や組み替えを検討する際はこれから先情報を注視していきたいですね!