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フィジークの3Dプリントサドル -546走目

フィジーク代理店の営業さんが快く貸して下さった3Dプリントサドル、アルゴアダプティブをSRM等で試し乗りしてみました。

 
 
 
 
 
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スポーツバイクマツナガ(@sbtmjp)がシェアした投稿

 

全体的な印象としては大変良かったです!☺✨

使用したサドルはアルゴR3アダプティブの幅140mmです。

普段から履いているビブショーツはパッド8mm厚のアソスのエキップビブショーツS9、体重は60kgくらいです。

最初の印象としては座骨付近からおしりにかけてサドルにふわっと収まるイメージで、座骨を点で支えるのではなくお尻を面で支えてくれるようなフィーリングでした。

普段そこまで速度を出さない方ですがケイデンスは85~95で走ることが多く、高めのケイデンスで走っても内股近辺の擦れなどは気になりませんでした。

特によかったのは陰部周辺で、サドルセンターのメッシュ部分はその周りと比べて柔らかく作られているため、穴あきサドルに座っているかのようなストレスのなさでした。。

尿道付近が圧迫されることもなく自然に使用できました。

はじめてつかうタイプのサドルだったこともありサイクリングしながら休憩中に立ち止まって前後位置や角度を微調整、サドルレール目いっぱいまで後ろに引いてセッティングしたところ、いつもよりスムーズなペダリングで90以上のケイデンスを維持しやすく感じました。

 

一昨日名残惜しくも外して元々使っていたプロロゴのスクラッチM5パスTiroxに戻しました。

僕のお尻は無駄に肉厚?なのか痛みで困ったことはなく、クッションのほとんどないフィジークのアリオネ00を使用して100km以上走っても痛むことはありません。

それでもマッチするかマッチしないかはあって、例えばTNIのショートノーズサドルやフィジークの普通のアルゴR3あたりは痛くはないけど違和感が少しあるものでした。

プロロゴのスクラッチM5はこれまで使ってきたサドルの中でダントツで相性が良いと感じているサドルで、痛くないしペダリングも自然とケイデンスが上がっていくのでもうしばらくはスクラッチ一辺倒かなと思うほど気に入っているサドルなのですが、そのフィジークの3Dプリントのアルゴから戻したところ、すっごく硬さを感じました。

痛くはないのですが、「あ、剛性高いサドルってこういうことなのかな」っていう感想です。

アルゴアダプティブを使用している間、自分のスクラッチをサドルでお悩みのお客様にお貸ししレンタルサドルでお使いいただき、そのお客様も「かたい」とお話しされていたのですが、その話を聞いた時は自分ではそういう感覚はなかったのでふーむと思っていました。でも今回スクラッチに戻して乗った時にはじめてなるほど!と思いました。

ここ数年で使っていたサドルが先述のアリオネ00、プロロゴのディメンションTirox、スクラッチM5パスTirox、アスチュートのSUN-VT(めっちゃ懐かしい!)です。アスチュートのSUN-VTは優しいサドルですが、今思えばそれ以外は剛性はやや高めかな?

これからもスクラッチを使い続けると思うので全く悪く言っているわけではないのですが、3Dプリントサドルがひじょーーーに優しくて良かったのですね。

ビンディングシューズを買い替える予定だしほしいカメラもあるし困ったなあ…😂

来週から今度は松永さんが使うのでまた僕と異なる感想が出てくると思います。ご注目ください!

 

サドルでお悩みの方の参考になりましたら幸いです。