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今週の火曜日はお休みだったのでお借りしているヨネックスのカーボネックスSLDに試乗し不動峠を登ってみました。
ヨネックス史上最軽量のフレーム重量540gは破格の軽さでした。
持って軽い、漕ぎだしが軽い、登りも軽いです。
そしてうたい文句の通りしなりの戻りが良く、シッティングでもダンシングでもとてもリズムの良い自転車でした。
カーボネックスSLDならヒルクライムが得意ではない僕でも軽々登れそうです。
更に良かったのが乗り心地です。
試乗車についているホイールがデュラエースC36チューブレスでタイヤはIRCのチューブレス・フォーミュラープロS-LIGHTの700x25cでした。
普段乗っている自転車はボーラワンチューブラーにビットリア コルサチューブラーの25mmか、コスミックSLR32にパナレーサーのチューブレス、アジリストTLRの700x28cをつけて乗っています。どちらも快適です。
試乗中に普段のホイールをつけて乗ったわけではないので明確な比較はできませんが、700x28cのチューブレスをつけているときと同等かそれ以上に快適でした。
タイヤも乗り味は良かったしホイールの剛性もほど良かったので乗り心地良い要素は多いのですが、やっぱりフレームの恩恵の方が強く感じました。
軽さが際立つのでヒルクライムバイクというイメージがあり、実際登れるフレームだと思うのですが、ロングライドマシンとしてもすごく良いと思います。
それとフォークが良かったです。
東レのトレカ®M40Xという高弾性と高強度を兼ね備えたカーボンがフォークブレードとチェーンステーに使用されています。余談ですが公開されている中ではカーボネックスSLDとピナレロのバイク、BOLIDEに使われているカーボンで、自転車のフレームに使われる素材としては新しいものです。
フォークのたわみは感じず不動峠からの下りでもしっかりとカーブをトレースし狙ったようにコーナリングできました。(トレースというほどの速度は出せませんが…)
オールラウンドロードバイクが流行っている昨今、軽さであったり独自の乗り味であったりに振り切ったフレームは他にはあまり多くないので、そういった意味でも乗り味としても個人的にはとても良かったです。
乗り来て下さった皆さまも軽さと乗り心地の良さを体感されていた方が多かったです。
フレームは鋭意生産中、増産体制とのことですが、時間はかかるようですのでヒルクライムに向けて導入を検討中の方はお早めにご相談ください!
サイスポさんが動画で特集されています。気になる方はチェックチェックゥ!