ここ2年、サイクルコンピューターはブライトンのS800をずっと使っています。
大きな画面で地図が見やすく、ナビゲーションにも対応しつつランタイムが長い(最大36時間稼働)からです。
特に不具合を感じたことはなく使っていましたが、SRMライドのデータをスマフォアプリのブライトンアクティブに同期させようとしたところ同期が出来ませんでした。
サイクルコンピューターや電子パーツ系に不具合があるときはまずその機器今回ならS800本体のファームウェアが最新状態であるかどうか、スマートフォンアプリが最新版であるかどうか、スマートフォンのOSが最新版であるかどうかを確認します。
いずれも最新版にしてあるため原因はそれ以外。
思い当たる節があるとしたら…
サイクルコンピューター内部に貯まっているデータ量によるもの。
ということでデータの整理を行いました。
サイクルコンピューター付属の通信ケーブルを使いパソコンに接続します。
これがかなり重要で、必ず「サイクルコンピューター付属のケーブル」を使用してください。
自転車関連のパーツに付属するUSBケーブルには「電力供給専用」と「データ通信を行えるもの」が存在します。
充電式ライトに付属するUSBケーブルは概ね充電専用ケーブルで、サイクルコンピューターに付属するケーブルはデータ通信を行えるケーブルであることがほとんどです。
非常に厄介なことに、見た目では判別がつきません。
USBタイプAの差し込み口を見ればUSBいくつに対応するものかくらいの判別はつきますが、それが=データ通信用と断定できない例がたま~に混ざっているようです。
パソコンに接続するときに電力供給専用のUSBケーブルを使用して、さらに通信してしまうとケーブルの違いが原因でサイクルコンピューターが不具合を起こすことがあります。
実際、僕は以前ガーミンのエッジ520を使用していましたが、ライト用のケーブルを使用したところファームウェアのアップデートなどを行うことが出来なくなってしまいました。
使えはしますが、最新版にできないので不便というかやきもきすることが多かったです。
当時のガーミン総代理店に問い合わせたことがありますが、付属のケーブルじゃなかったんですよね?と。
もう、はい…そうです…としか言えなかったので皆さんはお気をつけて!
したがって、付属のケーブルを必ず使用してください。
同じ思いをしてほしくないので、ここ何年かは当店でGPSサイクルコンピューターをお求めいただき設定までご依頼いただいた際はケーブルにマーカーをつけるようにしています。
その付属のケーブルを使用しパソコンに接続したら、WindowsPCならCドライブからブライトンを開きます。
USBメモリ等と同じところからデータフォルダを開けることと思います。
いくつかフォルダがあるので、その中からライドデータの保存フォルダを選びます。
フォルダ名を忘れてしまいましたが(スミマセン)、データ的には「.fit」という拡張子のファイルがたくさんあるフォルダが該当します。
作成したアカウント内に毎回データをアップロードさせていれば古いデータは削除してもOKです。
心配な方はパソコンにバックアップを残しておくとよいかもしれません。
今回は僕のS800は最新のデータ数個を残しすべて削除しました。
一応本体操作でも削除は出来ますが、1度に整理するのであればパソコンに接続させたほうが早く終えられます。
当店で購入されたお客さまで作業に自信のない方はお持ちいただければ僕がやりますので、サイクルコンピューター本体と付属ケーブルをお持ちください。
その代わりデータのアカウント同期は済ませておいてくださいネ!
その後再度データ同期を試したところ無事解決しブライトンのアカウントにデータを保存することが出来ました。
これはブライトンだけでなくおそらくすべてのサイクルコンピューターに同じことが言えます。
過去ガーミンにレザイン、キャットアイのエアーGPSにブライトンと使用していますが、レザインでも似たようなことが起きたことがあります。
その時も古い計測データを削除することで対処できました。
こういったこと含めGPSサイクルコンピューターの設定やら使用に関しての多くについてはご案内できると思います。
当店にてお求めいただきましたらこういったサポートも行いますので安心して使用していただけることと思います。
GPSサイクルコンピューターが欲しいけどどれを選んだらいいか分からない・迷う…というときも一緒にどれにしたらいいか考えます!
お気軽にご相談ください。