スタッフブログ

全快です! -230走目

先週の祝日だった水曜日以降ゴホゴホとやっておりましたが漸く全快です!折角リハビリライドをしたのにまた2週間乗れなかったので来週のお休みはたっぷり走らないと。どうもスタッフの坂間です。

 

今やろうとしていることがありまして。

お店の奥の方に眠ってたらしい?ガーミンのペダル、ベクターをちょいとお借りしています。ペダル式のパワーメーターでパワーや左右パワーバランス、ペダルスムースネスを計測することが出来ます。

パワーメーターにはざっくりクランク式の物とペダル式の物があります。クランク式の物はクランクアームに加わる力によって発生するパワーを計算しますが、クランクごと変えなければいけないので例えばLOOKのZEDクランクのように専用アイテムとは互換性はありませんし、場合によってはボトムブラケットの交換が必要となったりすることもあります。

その点、ペダル式のガーミン・ベクターに関してはクランクがどこのなんだろうと取り付けることが出来ます。ただベクターはLOOKのビンディングクリートに対応しているためLOOK以外のペダルを普段使っている場合はクリートの交換が必須で、ポジションの調整が必要になる場合があります。

これを使って今やろうとしていることは、

・ビアンキとタイムそれぞれでの計測

・50-34Tのノーマルクランクと50-34TのQ-ringでのかかり方の計測

車体も付いているパーツの仕様もまるで違う2台の計測は意味がないかもしれませんが折角ペダル式なんだからうまく活用してみようと思います。ペダル式のいいところの1つは簡単に移し替えることができる点ですね。バイクを複数台お持ちの方はそう多くはないですし、常に全機を動かすわけではないのであまり大きなメリットではないと思うのですが、ペダルを交換して0点校正さえしてしまえばいくらいでも付け替えられます。

一番気になるのはQ-ring。フィーリングで「あーこりゃ楽だわ~」と言ってもどの程度変わるものなのか折角ならパワーメータで計ったれ!ということでやってみます。

 

ちなみに現在のビアンキの仕様は、

クランク EASTON EC90SL 50-34T 170mm

タイムは、

クランク デュラエース 52-36T 167.5mm

です。

Q-ringをつけてあるクランクは

FC-5700 170mmに50-34TのQ-ringをつけています。

 

以前ビアンキで使っていたクランクはFC-6800の52-36T 165mmです。フィーリングでの感想は、今となっては165mmはかない短かったのかな~と思っています。たしかにたくさん回せるので楽しいのですが、力の入り方は少し長めの今の方が気持ちよく踏めているような感覚があります。一昨年に産総研のIさんの研究でハイパー長いクランクのついた自転車に乗っていたことがありますが、そのときのデータから僕の脚の筋肉はどうも柔軟性が高いらしい…ということはなんとなく分かっていました。なのでタイムのクランクの長さは2.5mm伸ばしたのですが170mmを使っていてもあまり・・・という違和感はほぼありません。165mmと比較すると勿論脚の引き上げ量は増えていることは実感しますが、167.5mmと170mmに大きな差はないなーというのが今の感想です。もっともそれぞれで同じコースを同じように同じ距離で走ったわけではないので完ぺきな比較は出来ません。これを数値で出せたら変わるにしろ変わらないにしろおもしろい結果なのかなと思います。

 

ということで今シーズンはこんなことをやってみますというブログでした。