とにかく２５kmのスピードをキープして走れません。そんなスランプは去年の春から続いています。手術で切ったお腹の筋肉が普段から微妙に痛いし、踏み込むペリングをすると踏み込んだ時もその後でもズーンと痛くなるし。すぐにぜいぜいハアハアになるので、心肺機能だけでも戻そうと思ってLSDに取り組もうと思っても、LSDレベルの運動強度をキープして走る集中力も、特別な目標もないのでモチベーションもありません。かろうじて５月の佐渡ロングライド完走が目標かな。
せっかくつくばを走っているんだからと、その時に気持ちのいいスピードで、好きなように走ってしまうんですね。だから体の何を刺激しているんだか分からない走りばかりになって、ただ走っているだけを積み重ねているだけで、トレーニング効果なんかも考えなくなって、だから、心肺機能がなかなか戻りません。もちろんすぐに無酸素運動のミックスになってしまい、乳酸値がどんどん上昇して脚が動きにくくなってしまいます。スピードを上げると、すぐにダメになるなー、踏めないなー感はありますね。なんとかしたいですね〜！。
でも、地味〜に心拍数やワット数の数値を気にして、LSDレベルで走っても刺激がなくてせっかくの週末のライドが楽しくないんですよね。もちろん、運動強度を抑えて、毛細血管を伸ばし、酸素を取り入れて、筋肉を収縮させる運動エネルギーのATPを作る細胞内の器官のミトコンドリアを刺激して、その穏やかな刺激に順応して効率を高めて心肺機能が向上します。その地味〜で長く退屈な走りの大切さは知っていますよ。でも、もうシリアスライダーじゃないんだから、週末の２日間を自由に走って、週の始めは脚の筋肉痛に悩まされるのもいいか！、と思うようになりました。
もちろんボクだって速くは走りたいんですよ。でもその前に心肺機能を回復させないと気持ち良くスピードを維持できない、とは思っているんです。それでもやらかしてしまうんですよね。２０分とか３０分も頑張って時速３０kmをキープして走ると、速く走れているなーとその気になれるし、今日の走りは頑張ったと振り返れるでしょ、自己満足かな。心肺機能が回復していないから、有酸素運動レベルをすぐに通り越して、無酸素運動頼りの走りになりがちだから、どんどん乳酸が蓄積して脚が思うように動かなくなってきて。どう頑張ってもそのスピードを１時間は続けられません。
マジカルミステリーツアーのコースは、頭の中で組み立てながら走っているので、グループライドの先頭を走ってガイドすることになります。風圧を受けて走るので苦しいですが、踏むペダリングに慣れるには最適のシチュエーションです。軽い筋トレになると思って走っています。脚の筋力の低下を防ぐいいトレーニングです。同時並行的にLSD トレーニングにも取り組まなくちゃな〜、とは、分かっちゃいるけど止められないのが目的を外れた、気持ちのいいスピードの走りです。美味しいお昼ご飯、美味しい大関いちご、美味しいコーヒー、走るのが目的なのか、美味しい物を食べに行くのが目的なのか。
日本人は真面目なので、スポーツ、健康志向、レース思考など、なかなか「速く走らなくちゃ」と言うこだわりから脱出できませんが、「楽しく走れればいいや」と言う気持ちになると、これはこれでリラックスして「自転車生活」を楽しめますよ。つくばマジカルで気心の知れたメンバーと、クルマの少ないコースを、気持ち良く一緒に走りましょう。快適に走れるバイク選びやポジションの相談にも対応しますよ、毎週末のマジカルミステリーツアーへの参加をお持ちしています。
オリーブさんは茂木のエンデューロ参加をきっかけに、冬眠生活から脱出して、佐渡の１３０kmコース完走を目指すことを表明しています。バアヤ、早く「自転車生活」へ戻っておいでよ．ジイヤは寂しいよ、佐渡を一緒に走ろうよ。マジカルの走行距離は、今のところ６０kmから１００kmの範囲で、スピードが時速２０kmから３０kmです、遅過ぎると驚かないでくださいね、基本は体脂肪燃焼ライドですから。土曜日は桜運動公園に10時集合です。日曜日はマツナガ前に９時集合です。黒姫合宿は4月の最終週の２７日、２８日、２９日に再開を予定しています。決まり次第お知らせします。ではでは。
